今年も安定した面白さ。ここ数年赤井と順繰りに登板するセミレギュラー・安室が登場。コナン映画が益々大きいお姉様方の需要の為のシリーズになってるな。
公安の古谷〜安室がかつて追っていた爆弾魔プラーミャがハロウィンの渋谷を襲う。
目暮の同僚だった元警視正が外国人女性と結婚。だがプラーミャの標的となり捜査一課が警備に。
高木と佐藤の刑事同士のカップルが担当するが公安が絡むこととなる。
古谷と同期の松田・伊達・萩原・諸伏との絡みが描かれてるが、まぁ知らなくてもわかる。
謎のロシア人の集団。そしてプラーミャの正体へと続きクライマックスへ。
舞台となる渋谷ごと、関係者全員を抹殺する大爆破の危機が迫る。
今更ながら映像技術の進化に驚くのが、渋谷のシーンでモブが全員動いてる所だ。
コナンもシリーズが長期化したので主要キャラがめちゃくちゃ増えた。映画になると全員に活躍させることが出来ないので、誰かをストーリー上ドロップアウトさせねばならない。
今作では小次郎が灰原を事故から助け怪我するという方法で入院させてる。小次郎の格を落とさずにストーリーから外す上手い手だ。
蘭姉ちゃんも看病という方で話には絡まない。でも少年探偵団には活躍の場をちゃんと設けてるね。
裏主役・古谷だが万能すぎるのでハンデをつけてる。文字通り首輪の爆弾だ。
地下のガラス張りの部屋でコナンに指示を出すと言う形だ。有能すぎるキャラ故にピンチを抱えさせるのも上手い演出だね。
狭いガラス部屋なのに椅子は凄い豪華なのも安室のキャラを守っててイイね！
ゲストヒロインで白石麻衣が出てるが、折角ロシア語を話すならプロ声優のジェーニャに演って欲しかったなー。
