にっきい

名探偵コナン ハロウィンの花嫁のにっきいのレビュー・感想・評価

3.3
年々鋭くなっていく蘭姉ちゃんの前髪。

ここ数年は毎回劇場で観ている『名探偵コナン』の新作。

麻酔に耐性が出来た毛利小五郎の話し。
これは何時もの劇場版とはちょっと雰囲気が違うように感じました。
推理ものだから勿論人は殺されるけど、劇場版は大規模テロがメインになってて、そこに都合良く蘭姉ちゃんが巻き込まれ、救出・脱出ってのがクライマックスになる事が多かったと思うんです。
でも今作は予告にも有った毛利のおっちゃんが車に轢かれるシーンがかなり序盤に有って、蘭姉ちゃんは看病で病院に付きっきり。
って訳で眠りの小五郎のシーンも無いし、蘭姉ちゃんは大規模テロが起きてる事すら知らないまま解決。
世界を股にかけて暗躍する爆弾魔プラーミャが日本で大規模なテロを計画しているらしい。
警察、公安、そしてプラーミャに家族を殺された者たちの復讐組織が入り乱れ、プラーミャ包囲網は確実に狭まっていると思われたが…、って話し。
これタイトル通りハロウィンの時期が舞台なんですが、GWのこの時期公開は季節外れで違和感がありました。
『から紅の恋歌』も秋だったけど違和感無かったのになんでやろ?
そうかアレは舞台がボクの地元京都だったからか?w
先に書いた通り今までの劇場版とちょっと雰囲気が違ってて、何時ものテロの被害を如何に少なく収めるかではなく、どうやって未然にテロを防ぐか?がメイン。
2人死ぬけどミステリー要素は薄め、と言うか最初から1番怪しい人物がそのまま犯人て。
動機は分からなくても中盤くらいには犯人は誰かに気付くと思います。
今回は少年探偵団が結構活躍。
代わりに小五郎、蘭、園子たちは見せ場無し。
しかし前作ではリニアモーターカーを巨大サッカーボールで止めたましたが、今回も大活躍。
これだけ毎年のように大規模テロの被害をサッカーボールが防いでたら、誰が作ったのかとか、誰が蹴ったのとか話台になって正体バレそう。

これ観てた時の事。
ボクは何時も最後列で観るんですが、最後列真ん中辺りに大学生くらいの団体(多分7〜8人)が座ってたんです。
予告の間中ずっと楽しげに喋ってる。
そして映画始まってもずっと喋ってる…。
映画の序盤が過ぎた頃遂に我慢が出来なくなって「静かにしろや!」と口から出ちゃいました。
静かにはなったけど、きっと周りから「変なおっさんが居る」とか思われてるんでしょうねw




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年4月30日、5月6日
鑑賞回:15:00〜17:05、22:50〜24:50
劇場名:TOHOシネマズ二条、T・ジョイ京都
座席情報:SCREEN10 L-13、シアター10 O-18
上映方式:IMAX 2D、2D
レーティング:G
上映時間:111分
備考:割引、IMAX(+500円)
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『英雄の証明』
にっきい

にっきい