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名探偵コナン ハロウィンの花嫁のblackmonkeyのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2023年65本目
【あらすじ】
松田刑事を殺した爆弾犯を追う、安室は謎の人物に爆弾をつけられる。一方コナンらは、警視庁前で爆弾の爆発に巻き込まれる。捜査一課が事件を捜査する中、謎の組織に千葉刑事が誘拐され、高木が救出したことで日本で暗躍するプラーミャが犯人と分かる。目暮の元同僚の結婚式開催するよう指示され、そこで元同僚の婚約者がプラーミャと判明。ロシアのテロリスト、プラーミャは彼女に家族を殺され復讐に燃える組織に追われて日本に入国。そこで松田刑事、彼の同期に爆破を邪魔されたが、そこで知り合った組織の人間がプラーミャの証拠を持って警視庁に行こうとしたため、上述の爆破を実行。彼女の正体を知る可能性のある人間を殺すため、ハロウィンイベントを利用し、混合系爆弾を渋谷に設置。自身はヘリコプターで逃亡を図るが、爆弾を解除した安室がきて彼女を逮捕。コナンのビッグサッカーボールで爆弾溶液の混合を阻止して幕。

【感想】
安室の警視庁同期物語のスピンオフ、としては満足。佐藤刑事と松田刑事が出会って"名刺を持っていた"時から死ぬまでの空白の1日をフォーカスしたところはファンにはたまらない。冒頭の高木刑事、佐藤刑事の結婚式は、タイトルからして見た人は騙されるなどの楽しい部分はあったものの、犯人プラーミャのバックボーンがなかったのが残念なのと、わりと早い段階から犯人がわかってしまった。
初期映画「時計仕掛けの摩天楼」、「14番目の標的者」などささいな事でも動機があって、そこから一連の出来事につながっていくのが面白いが、今回はロシアの爆弾魔、それを追う組織の背景が弱すぎた。個人的には物理法則に反したアクションは結構好き。
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