鉄

ダイ・ハードの鉄のレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.3
ブルース・ウィリスが裸足で絨毯を揉み揉みする映画。

高層ビル内での戦闘シーンの数々自体は緊迫したそれなんだけど、謎の美女がチラッと映ったりマクレーンがわざわざ敵の死体に宣戦布告を書いたりと、要所要所で気が抜けるようなユーモアが挟まれていて、尚且つ後の伏線として効いてくるというエンタメ映画の王道な作り。また、トランシーバーでの顔の知らない味方やら敵やらとの掛け合いも、それ自体が愉快かつ見事な作劇を生んでいてここまで来ると感心してしまうくらい。

ぶん殴られるテレビマンがちょっと好き。
鉄