もんきち

ダイ・ハードのもんきちのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
3.0
「80年代感バリバリ」

まだフサフサのB.ウィリス。元祖「巻き込まれアクション系」。デキのいい脚本と脇キャラの立たせ方も上手で120分超ながらダレなし。冒頭の武装集団が無言で各自テキパキと役割をこなすシーンはウマい。ここだけで武装集団のスキルや役回りがわかるいい演出。クローズドシチュエーション+夜で単調になりがちな設定ですが黒人警官との無線でのカラミで退屈させません。やけにアッサリな金庫破りのシーンや、イマイチよくわからないリムジンの運転手の役割など、所々粗さはあれどダラダラ冗長になるより端折って逆にいい塩梅。悪役のボスが徐々に余裕なくなっていく感じもお上手。個人的には妻役のボニー・ベデリアがもうちょっと愛嬌あればよかったのですが。
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