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ダイ・ハードのShipbookのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.2
アマプラで無料配信されたので久々に鑑賞。小学生時に当時の全作(〜4.0)を見たため自分にとってはとても重要な作品群ですが、同世代にとってはそこまで知名度が高いわけではないと最近実感しショック。
見直してみるとやはり1作目に全てが詰まっている。クリスマスに騒動に巻き込まれるマクレーン刑事(クリスマス映画なのは2までだが)と、シリーズ毎作異なる相棒(本作ではパウエル)というお決まりのパターンも確立。1の特徴としては、ナカトミプラザ(FOX本社のフォックスプラザを使ってるとこが面白い)内という限られた空間での攻防戦な点が良いし、ビルの構造を利用したエレベーターシャフトや換気口でのシーンが最高。まだスネイプ先生化する前のアラン・リックマン演じるハンス・グルーバーもシリーズ通して1番の敵役だと感じる。ホリーのオフィスにあるジョンが写った写真、ビル落下シーンでハンスが掴む時計、銃を撃てなくなったパウエルがラストでカールを撃つなどなど伏線の数々も素晴らしい。小学生で観た時は日曜洋画劇場の放送で観たためところどころカットされていて、馴染みのないシーンがいくつかあったのも新鮮で、改めて観直した甲斐があった。アクション映画史に残るマスターピース。
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