ブルース・ウィリスの代表作にしてアクション映画の傑作。
クリスマスの日、はみ出し刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は奥さんに会いに行くため巨大ビルを訪れる。しかしそのビルが突如としてテロリスト達に占拠され一人彼らと戦う話。
ブルース・ウィリスの真骨頂である白ランニング、汗だく、怪我しまくり、愚痴や文句を言いながらもワイルドに戦う姿が見れるまさに王道アクション。しかも裸足!
シュワちゃんやスタローンなら筋肉・力業で簡単に悪を倒していきそう、はたまたトム・クルーズなんかだったらスマートにアクションしそうなんだけど、ブルース・ウィリスの場合はもっと泥臭くてどこか親近感が湧いてしまう。
それでもテロリストから身を隠しその場にある物や敵から奪った物を利用する適応能力やスタミナは凄い。
ダイハードと言えば意外な脇役が活躍するのも面白い。偶然現場に居合わせた地元警官がマクレーンと無線で連絡を取り合い二人が友情・信頼を深めていくところも何気に良い。
ブルース・ウィリス黄金時代の幕開けを告げるにふさわしい名作。