アンジー

ダイ・ハードのアンジーのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.5
予算のかかるアクション映画で、本作のような120分越えの長尺映画でも儲かる事を証明した点でも、エポックメーキングな作品だろう。人物相関が多彩で、それをセリフで表現することにより、作品に奥行きを出している。つまりそのセリフの多彩さが長尺の原因なわけだ。この映画を境にアクション映画が劇的に変化したはず。つまり、プロットを複雑にして、伏線を沢山張り巡らせても、脚本と演出が優れていれば大ヒットする事を証明したわけだ。この後デビューするタランティーノは、この映画に少なからず影響を受けてるんじゃないかな。メインキャラの内面を言葉で表現する所などはとくに。実際、ブルース・ウィリスは、パルプ・フィクションに出演してるし。でも本当によく出来た映画ですね。
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