書店員試写会にて。文藝春秋さんありがとう。
川村元気氏のティーチ・イン付。
映画ファンをこじらせてるもので、「どうなの〜」って姿勢で観にいったんですが(何様なの…)
なんか結構良かった!
すいませーん、拗らせてるもんで。
さすがというか、音楽やら衣装やら、お洒落なスタッフを揃えているし、
「こういう演出をしたらカッコいいからこれで行く」的なことがしっかりしてるんでしょうね。
映像も音も「おー、なるほど」という。
特に原田美枝子さんが若いパートも御本人自ら演じていらっしゃるのが出色。お美しいです。
プロデューサーとして、稀代のヒットメーカーでもあるけど、おそらく今回そこは一番にはしていないのかなー、という気も。
ただ、本格的に親の介護が近い人が見ると、リアリティを感じないような…。
遠い人だと、逆にテーマを魅力的に思うのか…。ちょっと客層が想像しづらいもんね。
でも、作りたいものをひたすら誠実に作ってみた、という「意欲作」なんじゃないかなあ。
要所要所美しい、恋人のような親子の映画でした。