川村元気監督、スタイリスト伊賀さんのティーチイン付き試写会にて鑑賞。
最初のワンカットの演出などで不思議な印象を受けました。母と泉の微妙な距離感が徐々に紐解かれ、納得の行くエンディングでした。監督が仰っていたように、忘却が必ずしもマイナスではなく、不要なものが削ぎ落とされていくというお話が印象的で作品に落とし込まれていました。最後まで覚えていたことはやはり、その人にとって核となる大事な記憶なんでしょうね。
また、特に原田美枝子さんの演技が自然で素晴らしかったです。
ティーチインで、色々計算されて作られてることを聞け、作品の深みがまして良かったです。
