記憶を失っていく母と、その一人息子の記憶をめぐる話
原田美枝子さんは終始、黄色の洋服を身に纏い、菅田将暉さんは補色の青や紫色を纏い、長澤まさみさんはペールトーンで二人の中和をしており、とても考えられていた。
また、記憶の変化につれて色のトーンが使い分けられていてセンスがすごい
ワンシーンワンカット撮影なのに菅田将暉さんと原田美枝子さんの二人の芝居にはびっくりした
キャストの無駄遣いと思ってしまったところはあったが、川村さんの話を聞き納得した
記憶なのか、現実なのか、幻想なのかわからないシーンが沢山あり、脳の動きを撮影と音響で表現されていた
記憶とはなんなのか、歳を重ねてから見るとまた違った感性でみれたのかもしれない