Tomomi

百花のTomomiのネタバレレビュー・内容・結末

百花(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

広告で号泣してる人がたくさんいたので泣かせる系かと思いきや、そっち系ねーー!って序盤でなりました笑

アルツハイマーの症状(脳内)をリフレインで表していて酔うけどええやんけ〜と思いながら鑑賞。(この映画のキーになるのかな?一応)
スーパーでの昔の記憶と段々混ざり合っていく様は特に。

観る側の想像力を試されている感じは嫌いじゃないです!寧ろ好き
この類の映画なら、濡れ場のシーンは敢えて映さなくてもよかったのでは?と個人的な感想はありますが…手だけの描写で充分エロかったです(好みの問題か😂)
そしていい意味で、劇中の黄色がやけに異様でなんだかよく分からないけど不快感だった。

忘れていく記憶(現在)と鮮明に思い出される記憶(過去)、覚えているつもりでも徐々に思い出せなくなる記憶。
空白の一年、一輪挿しの意味、2人で魚を釣った場所、そして半分の花火
点と点が線になった時、いろんな感情が巡りますが、感動はしなかったww
母と子のお話というより、"一人の女の話"って印象。

期待してた感じとは違ったけど、芝居が上手いから観れました!
原作読んでおけば良かったなーとちょっと後悔。