このレビューはネタバレを含みます
「色んなものを多く持っていると、本当に大切なものが埋もれていってしまう」という人生で大切なことを、「記憶」というテーマを使って表現するこの映画は、見終わった時は切ない気持ちになりました。
日々記憶を失っていく母。
その日々の生活の苦労と母に捨てられた辛い記憶が拭えない息子と数少ない記憶しか覚えていられないが、大切な幸せの記憶が刻み込まれている母。
そして多くのデータが蓄積出来るが、データを蓄積しすぎて、パンクするAI。
その３つを使って「大切なこと」表現されているところは、感激しました。
