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百花のactのレビュー・感想・評価

百花(2022年製作の映画)
3.7
2
親子の愛の物語。
昔自分を捨てた母、深く刻み込まれている幼少期の記憶、母への負の感情。自分を捨てたことを許すことはできないけど切っても切れない親子という関係。全てを忘れていく母に対して複雑度が増す菅田将暉の心の拠り所が絶妙。
忘れていく母と新しく生まれる命・万象の考えを取り入れたAIの対比も、より切なさを増していて気持ちの良い伏線。
大きなビートは半分の花火を見ている二つのシーン
1.海で母が自分のことを忘れた瞬間
2.縁側で自分が母との楽しかった記憶を思い出す瞬間
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