【映画の内容をプロレスに置き換えレビュー】その12
『百花』
G 2022年 ‧ ミステリー/ドラマ
母の記憶が衰退していき息子の思い出が蘇えっていく。母がこだわった半分の花火とは。
プロレスと認知症。
晩年を認知症に悩まされたテリー・ファンクのことを書いても良かったですが、プロレスの試合に置き換えます。
映画内では、息子(泉)が暗い現実に対してリアルに向き合う姿が描かれて怖いかもしれません。
それでも逃げることはできません。
人生は時間無制限、引き分けなしの完全決着試合なんだと思います。
生命をかけてやり合ったから最後の花火が綺麗に見えて自分を見つめ直されます。