なかなか面白いホラー・コメディ映画。長旅の機内にて鑑賞。派手な血しぶきやグロいシーンはあるものの全体的にポップで安定した面白さがあってギャグも良かった。興行成績はあまり良く無いらしいが、映画の出来栄えとしてはそんなに悪く無いように思う。ドラキュラ役のニコラス・ケイジがとても良かった。「魔人ドラキュラ（1931）」のベラ・ルゴシ版ドラキュラにちょっと似てる。
映画のタイトルが「レンフィールド」とあるように、主役はレンフィールドであるためドラキュラ演じるニコラス・ケイジの出番がやや少なく感じました。ドラキュラがもっと観たい。パワハラなドラキュラがもっともっと観たい。ので、ぜひドラキュラが主役の続編を作って欲しい。
監督はクリス・マッケイという方で、「レゴバットマン・ザ・ムービー」やPrime Videoで配信された「トゥモロー・ウォー」などが代表作とのこと。なるほど、良い意味でドラマ性よりエンターテインメント性の方が得意な監督なのだろう。知らんけど。ちなみに「レゴバットマン・ザ・ムービー」は結構笑えた覚えがあるのと、「トゥモロー・ウォー」はありがちといえばありがちなSFだったが決してつまらない映画では無かった気がする（父と娘の映画だった気が…細かいストーリー忘れた）。
あとVFXも結構良かった。特にドラキュラがボワッと煙になるシーンとかすごい良かった。
ということで、日本公開はいつでしょうか？今のところ未定のようだが、この手の笑えるホラー・コメディはぜひ劇場公開してほしい（2023年8月現在）。ニコラス・ケイジが好きな人には特にオススメ。
※劇場で観るとまた印象が変わると思うので、日本で公開されたら改めてレビューするかも…。
