このくらいクールな感覚で認知症とか老後を切り取った映画ってあんまないからそれだけで新鮮
snsとかの情報量、スピード感が基本の現代において、映画ってちょっとまわりくどいし遅すぎる感あるけど、画面ふたつにすれば単純に情報量が2倍になって飽きにくいよねってのはコロンブスの卵的な発想でいいなと思った。それが物語とちゃんと絡み合ってるし
なによりも映像、編集、音、衣装、美術すべてが上質で、だからこそギャスパーノエは奇抜なことしても受け入れられるんだなと
彼とキューブリック、アランクラークとPTAには構成に関して大胆な幾何学を思わせる似た感覚がある気がする