後半から徐々に効いてくる。
ギャスパーノエによって強烈な"現実"をみせられる。冒頭から死を意識させる言葉。生きる、生きたいなんて言葉はただの希望でしかなく。
"人生は夢の中の夢"
人は人生を語るとき大体希望をもって話す。ああなりたい、こうなりたいと。実際はもっと現実的で目を背けたい事柄で溢れかえってるから。
"人生は夢の中の夢"、この人生は語るときの人生であって、本当の人生ではない。
"夢の中の夢"、到底叶えられないものなのか。。。
今回も二分割ながら観やすかった。こちらに注目してねと、そこまでせわしくなかったですね。そして登場するドラッグがいつものドラッグではないのも、赤色はあるがところどころなのも、いつものギャスパーらしさは残しつつ新たな一面がみれた気がする。
みんな優しくないのがリアルすぎる。