富樫鉄火

ロスバンドの富樫鉄火のレビュー・感想・評価

ロスバンド(2018年製作の映画)
4.0
#33
これは予想外の拾い物、いい映画だった!
監督が児童映画の専門家だそうで、そのせいか、キチンとした真摯な演出で、いくらでも大げさなバカ騒ぎ映画にできるのに、品がある落ち着いた作風で感心した。
主役4人の配役が見事で、特に9歳チェロ少女は、味があってよかった(できれば彼女の家庭背景を、もう少し詳しく描いてほしかった)。
花嫁や警官などの脇役もうまい設定だった。
音楽も楽しくて、北欧の風景も美しい、とてもいい気分になる90分でした。
これまた、ハリウッドがリメイクしそうだな。
富樫鉄火

富樫鉄火