突如世界中に降り注いだ泡。
その中で東京だけが泡のシールドに覆われ重力バランスが壊れた、立ち入り禁止のエリアになる。
そこに家族を失った若者たちが入り込み、いつしかパルクールのチームバトルのフィールドと化していった。
う〜ん、何でしょう？とても物足りない感じがする内容だったような。
作画は綺麗で見事でしたけど、作品の売りであるパルクールの描写に魅力を感じず。
スピード感？身体の使い方？力の入れ具合？その辺りに私的には違和感を感じてしまいました。
また東京を舞台にするなら、崩壊した街並みにせよ、「あそこがあんな状態になっちゃったんだ」と、パッと見で分かるデザインにした方が良かったかなぁと。
併せてストーリーも平凡で、人魚姫モチーフにしても、そもそもヒロインのウタの、ひいては泡（集合体）の存在理由が希薄で魅力を感じない。
主人公ヒビキとウタの関係性が、東京だけがこうなってしまった要因であるという理解でいいのかな？そうだったとしてもクライマックスの盛り上がりはイマイチだった気がするし、着地点もどこかで観た何かみたいな。
ありきたりな話でも魅せ方で面白い作品ってありますけど、これだけのメンツが揃っていながら「普通」っていうのもある意味凄いことなのかもしれません。
