暇つぶしで見たが悪くはなかった。イマジネーションの世界が創り出す幻想的な世界観と、童心を忘れることについてを2時間かけて丁寧に描いていたが、途中からこの映画の世界のルールが段々分からなくなっていくのがもったいない。バレリーナの辺りから曖昧になっていってる気がした。それに、今作の表現媒体は映画よりも本の方が合っていたかなと個人的には思った。
「想像が勝てないものは現実」とMr.バンティングは言っていたが、今の時代だとその言葉は絶望寄りのフレーズに聞こえてしまう。だけど良い想像を良い現実が超えていくとも取れる。そんな時代が来てほしいと今作を見て思った。
