あき

屋根裏のラジャーのあきのレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
5.0
爆泣きしてしまい、客電がついた瞬間トイレに走った。
原作未読だと感想はまた違うかもしれないけど、ただの冒険譚ではなく、心踊る映像の中にも憂いがあり、あまく優しい何かが心を満たしていくような心地になる、とてもいい映画だった。

正直なところ、予告だけではこの話の膨らみ、内包するテーマが伝わり切っていないと感じるので、とにかく一度劇場で観てみて!と色んな人に言いたくなる映画。

声優陣も違和感なくぴったり。
作画も活き活きしていて、イマジナリたちがいる世界の不思議さ、賑やかさ、面白さは素晴らしい。
この美しい映像と音楽は映画館にこそふさわしい。
EDも最高。
12月は話題作の公開も多く大変だと思うけど頑張ってほしいし、スタジオポノックの今後の新作が楽しみになった。

予定していなかった2回目も観にいくつもり。
あき

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