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屋根裏のラジャーのBRSUNのレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
4.7
親の転勤で他県に引っ越して、幼稚園を転園した5歳くらいの頃。
『イマジナリ』が自分にも居た。

方言が違って馴染めなかったり、嫌なことがあったりして、母の話では毎朝泣きながら幼稚園に通ってたらしい。

姿形は思い出せないけれど、名前は今でもちゃんと覚えてる。

そんな悲しい時に側にいてくれた大切な友達が、こんな世界を生きていたら。と想像して観ていたら序盤から号泣してしまった。

現実の友達ができて新しい環境にも慣れて、『イマジナリ』は消えてしまったけど、彼はきっとまだどこかで生きてる。

それぞれの心の中で必ず生きている。
そう思わせれてくれる映画でした。
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