開始早々の映像、暗闇の中、暗い水面に浮かぶボート
いきなりかっこいい
映像、音響の様々たくさんの技が詰め込まれていたように思う
CM、PV、映像作品のよう
アレックスの表情というか、顔色が怖かった
どんどん追い込まれていって、顔が変わっていったように見えた
筋肉の付き方も変化したように見えたのは気のせい?
困難に挑戦し勝つことでアイデンティティを保つ
努力で自己承認をするのとはちがう
困難を打ち勝ち、乗り越えることが
自分の存在価値になる
誰に追い詰められているわけでもなく、
自ら困難を選択していくアレックス
その精神はどこから来たのだろうか?
アレックスの幼少時代や若かりし頃は描かれなかったのでわからなかった
が
この作品では、そんな背景は不要な気がした
単純に狂気を楽しむ作品なんだろう
ホラーやサスペンスみたいに
その瞬間の高揚を楽しむべきであり
遊園地みたいなものなんだと思った
そのための
映像加工だし、音響なんだ
映画「セッション」もそうだが
この手の映画、私はあまり乗り切れない
だから、楽しみきれない
でも、音響は良かった、
好みだった
同じ曲を場面で、テンポや調子?を変えて
使っていて
その場面ごとに曲がフィットしていて
とても面白かった