ぐりさんの映画レビュー・感想・評価

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映画を愛する君へ(2024年製作の映画)

1.3

うーん、わたしには理解が難しい作品だった

わたしも映画は大好きだけれども
作ったことはなくて
だからなのかな、だから理解が難しかったのかな…

ストーリー部分は面白かった

幼い頃、おばあちゃんと観
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

1.6

富裕層の生活すぎて、ちょっと笑えるくらいだった
あの富裕層の演出はあえてなのかしら?
この映画で富裕層という情報は雑音にしかならないのように、わたしには感ぜられた

マーサの病院での個室の豪華さ、投じ
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

3.1

ユーモア溢れる作品
とても笑ったし、とても感情が揺さぶられた

ベンジーはとても共感性が高いが自身の信念が優先される
デヴィッドのウェブ広告の仕事には無関心だが、搭乗した飛行機での安全確認説明?は真剣
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ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた(2022年製作の映画)

2.8

ドニーの危うさと、ジョーの悲しみとお父さんの優しさがとても伝わってきた
映像が画角が美しく、たっぷりと贅沢に時間を描くシーンやきっかけだけで深く描かないシーン、十分な映像だった

はじめの方、レコード
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その誘惑(2024年製作の映画)

3.1

面白かった

家が美しくて
香織のシルエットが美しくて
視線が物語る映画だった

香織の親友と旦那さんが身体を入れ替える物語

旦那さんの身体を借りた、親友のリカの視線
旦那さんの変化を疑いつつも、変
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母と牛と(2023年製作の映画)

2.7

ナミビアの砂漠の撮影監督を担った米倉伸さんが撮影を担当したらしい

ナミビアの砂漠ほど開けた空間のシーンがなかったので共通点は良くわからなかった

倒れた母親を見つける直前の、買い物袋を提げて、町を
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嗚呼、かくも牧場は緑なりけり(2022年製作の映画)

1.1

彼女に誘われ、彼女の昔の彼氏に会いに行ったら、馬だったというお話

とんでも設定で、それにはそこまで抵抗なかったのだが
馬彼氏が人間(顔は馬、体は人間)の姿になって現れたあたりから、興ざめてきた

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ストップモーション(2023年製作の映画)

1.6

なぜ、ストップモーションはホラー?が多いんだろうか?

本作もホラーで良いのかな
暗い映像と痛々しい表現が多く、目をそらしたくなるシーンもいくつか

そして人形がかわいい

ストーリーはわかりやすいよ
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ディックス!! ザ・ミュージカル(2023年製作の映画)

3.5

とても楽しかった、めちゃくちゃ笑った
サイコーだ

衣装も良いし、クリーチャーも可愛い
クレイグとトレヴァーは似てないけれども、表情が最高
オフィスや街中、母の家、父の家も本当に可愛い
ゴッドも良かっ
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おんどりの鳴く前に(2022年製作の映画)

3.1

人生に辟易しながらも、微かな幸せを求めて生きる男が、消えかかっていた正義を思いだし、ヤケクソになるコメディ
というふうに、わたしには見えた

イリエ役の俳優さんがとても良かった
背格好からして、着るも
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アンデッド/愛しき者の不在(2024年製作の映画)

2.1

北欧の映画は、ホラーでも美しいのか
美しい画角、映像のちからが本当に強い
北欧の方々は、根っからDNAにセンスが組み込まれてきるのだろうか

物語は
愛する人を亡くして、悲しくて
でもその愛する人がゾ
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.3

俳優陣が凄かった
トランプ扮するセバスチャン・スタン
ロイ・コーン扮するジェレミー・ストロング
ふたりの重厚感あふれる演技に飲み込まれた

セバスチャン・スタンは
トランプの生き写しのようだった
若き
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(2025年製作の映画)

1.6

好みの問題だとは思う
そう、好みの問題
わたしの好みではなかった、ただそれだけ

前半は、先生の日常をたっぷりとゆっくりと丁寧に見せてくれる
くたびれたかつての大学教授
昔は
背も高く、知的で、落ち着
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エマニュエル(2024年製作の映画)

2.3

わたしはこの作品をどう見れば良いのか、最後まで良くわからなかった
この感想を書き終えるころには、この映画から受け取ったものを、多少は咀嚼することができるだろうか

物語の冒頭、エマニュエルはファースト
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

2.1

友人の勧めで鑑賞
あまり期待はしていなかったが、楽しく視聴した

まず、一家の父親と母親の役者さんが良い
新喜劇のような暑苦しさに、惹き込まれる
韓国っぽいなぁと思ったり
父親の無口にも娘たちを、じっ
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ブラックバード、ブラックベリー、私は私。/ブラックバード、ブラックバード、ブラックベリー(2023年製作の映画)

2.1

色合いのキレイな映画
村の人たちの髪の毛も色とりどり
ジョージアは色彩豊かなお国柄なのかしら

エテロはブラックベリーを摘みに行った際、足を滑らせ滑落しそうになる
その帰り道、橋の上から川岸に打ち上げ
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陪審員2番(2024年製作の映画)

3.2

話題になっていたので、U-NEXT視聴
これは誰かと話したくなる映画だ

…正義とは

この映画で天秤にかけられているのは
ウソか真実かでない
だれにとっての正義なのか
をはかっているんだと思う

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夏の庭 The Friends 4Kリマスター版(1994年製作の映画)

3.0

子どもたちがイキイキしていてとても眩しい
なかでも河辺が、どんどん魅力的になる

三國連太郎のおじいさん役は圧巻で、さすがの迫力だった
ヨボヨボでひょうひょうとしていて、でも表に出さない優しさや悲しみ
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お引越し 4Kリマスター版(1993年製作の映画)

3.3

初めての鑑賞

台風クラブと映像が全然違う
パンフレットを見ると、相米慎二監督はプロデューサー的な役回りで、撮影監督なりスタッフのやりたいようにやらせるらしい
だから、それぞれの作品で撮影監督が異なる
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占領都市(2023年製作の映画)

3.8

最初、何を見せられているのかと思った
前情報を得ず、ドキュメンタリーということも認識せず鑑賞し始めたため、これは何だろう?と

ユダヤ人の迫害らしき出来ごとを淡々とナレーションしている
その背景で美し
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子どもたちはもう遊ばない(2024年製作の映画)

3.5

市井の人の声が、とても説得力があり生々しさがあり届くものがあった

アリとの対話、ベンジャミンとの対話

ベンジャミンの話
自衛の手段として、相手の目を見てその人と話すことと言っていた
銃や暴力ではな
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苦悩のリスト(2023年製作の映画)

3.0

アフガニスタン問題のこと、ニュースで多少は目にしていたが、十分に理解はしていなかった

冒頭の、飛行機から人が木の葉のように振り落とされる映像、あれは以前ニュースでみたことがある
とても衝撃的だったの
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.4

あまり期待せずに観にいったのだが、予想をはるかに超えてとても良かった

序盤はローレンスのネガティブなところを丁寧に見せてくる
怒られそうなことがあればマットのせいにしたり、酷評されればわかってないと
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対話する世界(2023年製作の映画)

1.1

序盤の紗がかかった映像はなんだったのだろうか
死と生の境界のようなイメージだったのかな
これから不思議な世界の話が始まることの誘導だったのか

全体的に、ストーリーやキャラクターたちに
生々しさや熱量
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エドワード・シザーハンズ ダンスバージョン(2024年製作の映画)

3.5

大好きなマシュー・ボーン、贔屓目ありありで鑑賞

衣装、舞台セット、期待を裏切らないでいてくれる
住宅が並ぶ町の背景、小さく並べた家々の小さい扉から様々な家族が出てくる
わくわくする演出
舞台というサ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.2

ずっと観たかった今作をやっと観られた

オープニングの明がプールで泳ぐシーン
暗闇と水の音とコースロープ越しのシンメトリーな画に、最初から引き込まれる
そのあと、女子5人が現れ踊る踊る
暗闇で音楽にあ
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キノ・ライカ 小さな町の映画館(2023年製作の映画)

3.0

とても美しいカットが多かった
車の中からの運転席と助手席での会話のシーンが、画的にもうつくしく、また会話が日常を切り取ったようで艷やかでみずみずしい、なのにカラッともしている

女性が独りで湖?のほと
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ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!(2024年製作の映画)

2.8

ヨハンネス・ホロパイネン扮するトゥロの整った顔立ちがとてもうつくしく
そして
ドラム、かっこよかったな

刑務所の所長がクシュトラックスに取り入ろうとしたり、プリズンアドバイザーがやってきたり、食事が
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バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

4.5

大好きな映画
何度か観た、何度観ても感動してしまう
4Kレストア版でもやはり
とても感涙

美しく、温かくて、ワクワクする映画
これぞという作品
映画館で観られたこと、とても幸福に思う

映画館で観る
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地獄のSE(2023年製作の映画)

2.4

SNSで話題だった本作、やっと観れた

こんなにも詩的な映画だとは思っておらず
少し面食らう
詩的なものは、隠喩などに対しては
わたしはあまり感度がなく
うまく受け取れない

ただ、始まりのサニタリー
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スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024年製作の映画)

2.3

「胸騒ぎ」のリメイクと聞き
「胸騒ぎ」を観てから鑑賞

結構、原作をなぞっている映像やセリフが多かった
子役の年齢が大きくなっていたのが、なんでだろうと思ったのだが
ストーリーのオチに辻褄を合わせるた
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太陽と桃の歌(2022年製作の映画)

3.3

スペインの空気が画面から伝わってきた
最初の子供たちの廃車の秘密基地でのシーン
子供たちがとても自然だった

子供たちの演技が本当に良くて
家族の画が、家族の画角がとても温かい
桃農園での家族、リビン
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

2.5

塚本晋也監督作品、はじめて観ました
映像作品だった

鉄、鉄、鉄
重なりあい

鉄と鉄が縦横無尽に重なりあい
鉄が集まって、そして鉄になる
細い鉄、筒状の鉄、薄い鉄
まっすぐな鉄、曲がった鉄
鉄のさま
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

2.8

最初のイタリアでのプールの映像がとても美しい
イタリアの乾いた空気とプールの青が目に鮮やかだ
唯一、アウネスの不安そうな後ろ姿だけが、このあとの恐怖を予感させる

思えば、パトリックはこの時点でビャア
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

3.5

やはり、東風のドキュメンタリーは本当に強い
心が揺さぶられてしまう

開始早々のお姉さんの奇声は、早速驚かされた

そのあとの当事者である、藤野監督の淡々としたインタビューに答えるようなナレーションが
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クラブゼロ(2023年製作の映画)

1.8

映像はPVのような、広告写真のような
色味が美しくはあるのだがキレイに切り取られすぎて、余白や広がりを感じない
作られすぎている
完璧すぎると言うべきか

行き過ぎた、カルト的な食事の節制
それに魅了
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