ふーみん

生れてはみたけれどのふーみんのレビュー・感想・評価

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)
4.6
松田春翠の活弁、見事な話芸で大変面白く、これがあるとないとじゃ随分印象が変わったろうな。偉くなろうはともかくも、腹が減るのは止められぬ情けなさ、腹が減りゃ嫌な頭の一つも下げにゃならん、意志持つ人間の根源的な悲哀に触れる子供心の悔しさを懐かしくも思い出されもした。
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