ヒューマンカス

生れてはみたけれどのヒューマンカスのレビュー・感想・評価

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)
4.0
生きるために働く、家族のために働く、カッコいい事ばかりじゃ無い。其れは戦前の日本でもやっぱり変わらない。子どもにとって自分の親は特別な存在でいて欲しい。周りに自慢できる存在でいて欲しい。親は自分の身の丈をわかっている。だから子どもには偉くなって欲しい。そんな今も昔も変わらない親子の気持ちを何気ない日常のなかで画いた傑作。