自分の祖父母と重なる要素が多すぎて、これは私の話か？と思ってしまうくらい他人事に感じられない物語。
特に、最期のお母さんが、うちのおじいちゃんの亡くなり方に似てて思い出しちゃったな〜。私は自分でもびっくりするくらい、家族も引くほど人一倍泣いて、面会でも、お通夜でも、お葬式でもずーっと泣いてたな〜。こうやって、お父さんや娘さんみたいに感謝の言葉をかけたりとか出来なかった気がする。この先身内の死に立ち会う勇気がないけど、でもこれからは見送るばっかりだしねぇ。
「いい女房をもらいました」とか、「自慢のお母さん」だとか、信友家はきちんと言葉にして伝えられるのが素敵。私には恥ずかしくて出来ない…。
うちの親も年老いてこうなるのかなぁとか、私もいつか誰かと何十年も連れ添えたりするのかなぁとか、色々考えてみるけど全く想像がつかない！でも、確実にこれはみんなの物語だった。
一作目でも思ったけど、コーヒーが出てくるシーンが素敵なんだよな〜〜。
うちも祖父母の家に行くと毎度コーヒーを出してもらうんだけど、こうやって家族で元気にコーヒーを飲んでる時間ってとても大切なんだなと痛感させられた。何気ない幸せ、噛み締めとこう。
お父さんずっと明るくて前向きで可愛かったなぁ。
おかえり、お母さん！
