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グリッドマン ユニバースの2049のレビュー・感想・評価

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)
4.5
 テレビアニメシリーズ『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』がクロスオーバーする劇場長編アニメーション。

 SNSで熱量の高い絶賛評が飛び交っているのが日々目に入り気になっていたのでU-NEXTの1ヶ月無料体験で『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』を一気見し急いで劇場へ足を運んだ。

 アニメではグリッドマンの入れ物でしかなかった裕太が自身の意思で脅威へと立ち向かう強靭な勇気を持ったキャラクターとして初登場。ドラマパートも裕太と六花の関係を軸に描かれる。
 次々とアニメシリーズの主要キャラが登場しアニメを観てきたファンなら否が応にもテンションがアガる。

 全てのキャラに見せ場が用意されていてオーイシマサヨシが耳に激流の若く流れ込んでくる激アツのラストは自分で自分の状態がよく分からないくらいテンションが上がり泣きながらスクリーンに叫びそうになるという緊急事態に陥ってしまった。

 本作の作り手はファンが観たいと思う願望や希望、そういったものを全て飛び越えてありったけの感動を全力で叩きつける。triggerらしい超激アツ展開の連続、本当に観て良かったと思える大傑作。

 彼らの物語をもっと観ていたい。是非続編制作をお願いします。
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