そんなにハイローにも、高橋ヒロシ作品にも思い入れない癖に、色々な事情で公開初日、しかもオンライン舞台挨拶付きというどアウェイ環境で鑑賞！
場内座席を埋めるのは、無論LDH会員と思しき女性がほぼ9割！トップガン・マーヴェリックやロッキーVSドラゴの場内に漂うブックオフ店内スメルを発するのは私だけという場違い感！いつもの端っこのテラス席予約しといてよかった！
程なくして始まった舞台挨拶。登壇者の面々はハイロー以外ではほぼ目にする機会がないイケメンばかり。唯一知ってるのは史上最低作品の称号を手にする事必須の今の朝ドラで、気のいい食品卸の兄ちゃん演じてる人くらい…とはいえ、この舞台挨拶で出演者が振りまく愛嬌と作品内の鬼気迫る表情やアクションとのギャップが、このシリーズの最大の魅力なんだろなぁと分かっただけでも、どアウェイの中で見た甲斐はあったなと。
で、本題の感想としては、今回も少年＆青年不良マンガの王道を行くかの如きストーリー展開をここまで盛り込まれたら、つまらないと思う人はいないでしょ！
丁度新シリーズ配信となったコブラ会同様、暴力が生活サイクルの一部に組み込まれている、という最大のファンタジーを受け入れる寛大さが必要です。コロナの状況下、厳しい撮影環境であろう事を意識させないスケール感を創出している事を何より評価したい。前作より人数規模が削減されてるのもその影響なのかな…
あと、ふと気づきましたが、前作では誰一人タバコ吸ってないのが大変不自然でしたが、今作ではみんなちやんと吸ってましたね。不良映画で禁煙なんて、赤福にあんこが無いのと一緒ですよ！
しかし、今回の演出、過去作よりも随分BL感上がってませんかね…？どのコンビもバディ感というより、ホモソーシャル感増した気がします…
因みに、朝ドラの影響では無いですが、本作のキャラ的に私の推しはドロッキーです！ドラゴンボールのピッコロみたいだから。あと、森崎ウィンてこれまでのシリーズに出てなかったと思いますが、コメディリリーフ的な役割で良かったですね。腐った焼きそばを美味そうにつくる天才！
