アンディ・ウォーホルのスープ缶を思わせるジャケットのデザインにひかれて鑑賞したら、泣いてしまいました。
これと言って驚きの展開もなく、ほぼほぼ想定通りの安定したストーリーなんだけど、懐かしさやら人情やらがそこかしこに詰まっていて泣いてしまいました。
5年生の男の子二人の、真夏の大冒険が良かった。
この頃の男の子の成長ぶりって母親の想定を大きく飛び越えていっちゃうんだよね、うんうん、良くわかるよ。
そして気づかないうちに周りの大人達に守られていたんだよね。
海辺の田舎育ちの私には懐かしい風景でした。
博多弁に近い方言や、馴染みのローカルタレントの出演もあって嬉しい事だらけ。
お父さん役の竹原ピストルが口ずさむ「酒と泪と男と女♪」も良いじゃないですか。
エンドロール後のおまけシーンでは声をあげて笑ってしまいました。油断しちゃったよ。
週末はサバ缶のお寿司を作ってみようかしら。