ろーい

サバカン SABAKANのろーいのレビュー・感想・評価

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)
4.7
評判の良さに釣られて鑑賞。割と高めのハードルを設定してたけど、それを軽々と超えてきた。あまりにも素晴らしすぎた。

2人の少年のひと夏の大冒険。言われていた通りまさに日本版スタンド・バイ・ミーだ。

主役の子役2人の演技がとにかく素晴らしいんだな。尾野真千子と竹原ピストルの夫婦も自然すぎて驚いた。感動させるところはしっかり感動し、そして笑えるところはしっかりと笑える。

自分が生まれる前の全く知らない土地での話のはずなのに何故か懐かしさを感じてしまう。長崎に行きたくなるね。

別れの挨拶での「またね」で、僕の涙腺ダムは決壊しました。あのシーン、今年見た邦画の中では一、二を争うレベルで心に響いた。心が洗われたような気がするなー。90分という時間も長すぎず短すぎずにちょうど良い長さ。劇場で見て正解でした。
ろーい

ろーい