イメージとレッテル🎬
ストーリーは華麗なテクニックとチームワークで財宝を奪う5人組の窃盗団『バッドガイズ』が巨悪に巻き込まれていく姿を描いた作品でした。作品は窃盗に失敗し厚生プログラムを受ける主人公たちを軸に、善悪の天秤・イメージとレッテルだけで判断する事への警鐘が描かれていました。私たちはイメージとレッテルで判断をしてはいけないという事を分かっていても、無意識的に色眼鏡越しに見てしまうことがあります。多様性が当たり前となっている時代の中で偏見や先入観、見た目で判断する事は余りにもミスマッチです。今作では『バッドガイズ』のメンバーが獰猛で毒を持つ動物、敵役を可愛いイメージのモルモットを起用するなど配役からも強いメッセージを感じました。また個人的には予告で流れていたビリー・アイリッシュの『bad guy』を心待ちにしていましたが、本編で流れなかった点がとにかく残念でした。
