ミシェル・ヨーの最高傑作は「ポリスストーリー3」な私ですが、主演作という事と特典に惹かれてムビチケ購入して待ってました。
結果、ミシェル・ヨーにカンフーさせたい映画でした。
冒頭の慌ただしい編集は、主人公の置かれたテンパった状況を体感させてくれるし、
マトリックスを思わせるネタを人生の選択肢に絡めたのは楽しかったです。
ただ、期待高すぎ案件になってたのも事実で
これ、そんなにノミネートされてる?感を感じてしまいました。
心理描写を別バースでやったり、この世界ではこんな可能性もあった。と活用してますが、結果長くなってテンポ削いでた気がします。
あと、最近見たなぁシーンもチラホラと。
下品なシーンも笑えたり、笑えなかったり。
現状説明→問題巻き込まれ説明→対応、対戦ネタ→心理描写.家族再生となってるので
すが、3つ目のネタを広げすぎた気がしました。
場内では笑い声もあったし、私も笑ってしまいましたが、アカデミー賞の前評判がマイナスになってしまった感じでした。
後、あのサンバイザーの使い方は良かったです。便利なんだろうけど、目線が見えない邪悪さがあるのよね。