ソル・ギョングが出てる事と、劇場予告くらいの前情報で観ましたが、すごい良かったです。
冤罪事件に取り組むはぐれ刑事。いまさらソル・ギョングなの?という思いはちょっとありました。
でも、蓋を開けてみれば、事件発生が1999年、途中のいろいろ含めて20年近くの時代を行ったり来たりする話なので適任だと思いました。
悪役がクズ揃いな事と、異様な迄にはしゃぐヨ・ソンテ。場面や時代が飛びますが、きちんとまとまっていて迷子にはならない、構成力で最後まで持ってかれました。
罪深いのは誰か。少年たちだけでは無い。
贖罪と誇りをかけた闘いに涙。
ヨム・ヘラン演ずる嫁さんと逞し過ぎる娘も素晴らしい。