ねじまき

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのねじまきのレビュー・感想・評価

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待ちに待った日本公開。期待に期待を重ねての鑑賞でした。そんな高すぎるハードルを吹き飛ばす大傑作でした。
タイトルが表す、全ての事、全ての場所、全ての時間を経て、主人公エブリンが到達する結末とは。

多元宇宙が〜、なんて物語なので、最初はフーンといった具合の鑑賞でしたが、セリフや演出の端々に普遍的な共感を呼ぶ要素が散りばめられており、後半はすっかり彼女達家族に感情移入してしまいました。
笑って泣きました。私にとって10年に一度の大切な作品となりました。


追記:「レミーのおいしいレストラン」は当時、あの女性シェフの扱いに個人的にすごくモヤモヤを感じた作品で。オマージュとは言え本作で、彼女らがあの後も上手くやってる姿を垣間見る事が出来た気がして嬉しかったです。
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