ネタバレにはならないように書くつもりですが、観ていない人は読まないで下さい。
「コーダ あいのうた」に感銘された方には刺さる映画だと思う。
「コーダ あいのうた」を絶賛出来なかった人にはダメなんじゃないかな？？
私は後者なので、夢物語に納得がいかない。
マルチバース作品ではありますがマルチバースを肯定している作品では無く、人生は一度きり（All at once）多次元宇宙に行けるようになったとしても無意味であることを描いている。
その描き方はMARVEL作品とは違って現実感があっていいと思う。
ただですね… この作品に出てくるヴィラン「ジョブトゥパキ」の目的が理解できない。
全ての宇宙・全てのユニバースをぶっ壊す悪役キャラで、サノスやカーン以上の凶悪キャラなんだが、なんでそんなにぶち切れてるの？
ただの親子喧嘩やんｗｗ
音響・映像・編集はめちゃくちゃ素晴らしくアカデミー賞間違いなしかな？
ただ作品賞は「イニシェリン島の精霊」にとって欲しい（個人的意見）
映画オマージュが多いので、映画好きな人は内容はともかくオマージュを楽しむのもいいかもね。
「2001年宇宙の旅」「レミーのおいしいレストラン」「グリーン・デスティニー」「燃えよドラゴン」…
オマージュなのかよくわからないけど「RRR」「スターウォーズ」「ア・ゴースト・ストーリー」みたいなシーンもあり、それぞれのシーンは面白かった。
