このレビューはネタバレを含みます
海や、宇宙や、理解の及ばない有機体を観ている気分で、うっとりした。
前半では、手荒なジョークでもって常識やルール、「理解すること」から解放される。 理解を諦めたこちらが慣れてくると、決して理論を成さない短い詩のような断片が、ものすごい速さで前を流れていく。
それらを眺めていると、刹那的に見えてくる一つ一つが美しい。魂レベルで好きな価値観ばかりだった。
・・うーん、うまく言葉にできないんだよな。分かる人とは気が合うと思うのでたくさん話したい。
だけどこれがアカデミー賞取るっていうのは、皆私と同じことを思ってるのかな?不思議な気持ち。