シンプルに言うと、冴えない日常の中に幸せがあって、みんなそれぞれに何かしらの才能を秘めていて、みんな違うからこそ、愛を持って優しくしあおうよ、という話だと私なりの解釈。
メタバースの世界にジャンプするまでの過程が痛いの苦手な私には直視できない場面もあったけど、設定がぶっ飛んでてめちゃくちゃ面白かった。
特に「レミーの美味しいレストラン(原題:ラタトゥユ)」からのアライグマのくだり、声出して笑った。
真剣に馬鹿馬鹿しくて、でもところどころでメタバースの世界が見せてくれる、ifもしもの自分の世界にグワっと心掴まれて苦しくなる、自分も映画鑑賞しながらメタバースの世界を想像する瞬間もあったり。
監督のダニエルズの2人のオスカー受賞時のスピーチがとにかく胸にささって何度も見返してる。