吉野君

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの吉野君のレビュー・感想・評価

4.1
一体何を見せられているんだ…!

カオスです、まさにカオス!
序盤から割とフルスロットルなので置いていかれないように必死でしがみついて観ました。そういう映画、好きである。

こんなにコメディ色が強いと思っていなかったので驚きつつ、くだらな過ぎて思わず声を出して笑いました。
だからこそジャンプ出来るのね。

そのジャンプシーン、エヴリンのドアップなんですがカット数半端ない。色んなエヴリンが観れちゃう。お得感半端ない。
特筆すべきはやはり皆さんが仰っているようにキー・ホイ・クァンさんの演技。
優しいけれど尻に敷かれっぱなしの弱く見える姿、別次元のつよつよの姿、はたまた更に別次元で成功者としての自信と色気がダダ漏れの姿…どの姿も最高です!

観終わったあと
「別次元の私は今頃どうしているかな?」
なんて余韻に浸りながら映画館を後にしました。あー、楽しかった!
吉野君

吉野君