RyotaSaeki

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのRyotaSaekiのレビュー・感想・評価

4.5
マルチバースを舞台にした半径100mの家族愛の話ー


下書きに入れてポストするのすっかり漏れてました!!


公開初週、IMAXにて鑑賞。朝一の回にもかかわらずほぼほぼ満席。とはいえ、国産アニメやMCU系よりかは少し落ち着いていたかな?

アカデミー賞最多7部門受賞と、話題になっている本作。B級感のあるおバカコメディー、意外な作品たちのパロディー、少し設定が理解し辛いマルチバース設定など、ある程度事前のイメージを持って鑑賞すると良いかも?
ただ、鑑賞後のレビューを見ることでより楽しみが増しまた観たくなる、愛に溢れた一作です!


■Best Point
①ハリウッド映画で本気のおバカ
ご存知の通り、マルチバースを舞台にしており別次元の自分の能力をインストールして戦うのですが、、、
そのために「最大限ふざけないといけない」という設定、、、お尻の穴にトロフィーを突っ込んだり、指の間をプラ板で切ったり、、
さらに別次元の世界がカオス、、、指がソーセージになっている世界だのくだらないけどそこがいい笑


②ただ敵をぶっ倒すだけではない優しいアクション

後半敵を殴り倒すのではなくそれぞれの救いで倒していくシーンは笑いもありつつ、感動してしまいました。「あ、こんな表現がまだあったんだ」と、まだまだクリエイティブののびしろがアイデア次第であることも感じました。


③多様性への向き合い方、それを超えた家族愛

移民、LGBTQ、はたまた別次元の様々な可能性、いろんな考えも思いも形もありますが、どんな選択をしようとも家族はそばにいる。
マルチバースなど世界観は広いものの起きてることは半径100m以内の小さなでも大事な物語だと思います。



何度見ても新たな発見のあるこの映画、あと2回は見ます!
RyotaSaeki

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