凄く良かった。本当に良かった。
「あの時違う選択肢を選んでいたら、今とは違うもっといい人生になっていたかもしれない」
誰もが1度は考えたことのある現実逃避の為の嘆き。
それを【もしかしたら】に注目して映画だからできる演出でファンタジーに表してる。
「あの時、違う選択肢を選んだ自分の人生の経過が、他人のように羨ましくなった。」
確かに。実際いい人生送ってたしね。
でも隣の芝生は青く見えるものでさ、
その人に持ってないものをあなたは持っているかもしれなくて。
あなたからしたら不幸なことも誰かにとっては一生求める幸せかもしれない。
そういう【もしかしたら】を考えて他の人生との差に苦しむくらいなら、真っ直ぐただ自分の人生だけを見て欲しい。
見えずらいかもしれないし、気づいてないかもしれない。
本当に意味のあるほんのちょっとの瞬間を
大事にできる人の生き方のことを
いい人生だって言えるんだよ。
そういう映画だと思う。
