パエリア太郎

すずめの戸締まりのパエリア太郎のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.9
相当面白かった。
手ぶらで行ったら、ステッカーと本渡されてポケットに入れるしかなかった。

失礼ながらテンポが悪くて時計が気になるって映画が多いんだけど、こんなに気持ちいいテンポの映画はRRR以来で、感激でした。
特に自然を映すアニメはあざとい演出も多いながら感激の美しさに、巻き戻して見たかったです。
猫の取ってつけたようなキャラが少しムムムと思いましたが、すずめを中心とするストーリーがとにかく良かった。予備知識がなかったので、彼女のトラウマが現実に直面した災害とつながった時に、涙腺が持ってかれました。
側にはわからないけど、無意識に実は死にたかったり、死んでも良いと思ってる人のドラマはとにかく100%で持ってかれます。

椅子と猫と女の子が追いかけっこする所は最高でした。笑っちゃいました。

昔からある日本が朝鮮半島の風水を悪くするために地下に杭をぶちこむという陰謀論の話もよぎれば、クトゥルフのような災いを呼ぶ支配者を想起させたり、なんの関連記事も読んでないので適当なこと言いますが、アイデアよの種も気になる作品でもありました。
パエリア太郎

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