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すずめの戸締まりのmigのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

お、俺が今までやってたPCゲーは…!!???


天気の子を期待して観に行ったら全然まじめな映画だったので拍子抜けでした。まじめだった…。大衆向けおりこうさん映画(ほめてる)。
てっきり同じ世界の話だと思っていたので東京が雨に沈んでないのを見て「こ、これ…『『現実』』かー!!」と驚いてしまった。水浸しになってない東京なんて東京じゃないやい!

後半、「これは3.11の話なんだ」とわかるところまで、話に全然入り込めなかったのはそういう雑念が邪魔していたからでしょうか。

前半〜中盤までのめり込めずにボンヤリ観てしまったので、「ハマれなかったなあ…」という印象だったんだけど、
友人が「いまの新海誠が、いまのネームバリューを持ってして『作るべき』映画を作ってくれたという感じ」と言っていて、なるほど!と思った。風景を描いてきた新海誠が、いまこの国の大衆に見せるべきもの…としては100点満点だったかもしれない。
あと役者さん…特に子役が天才的な演技でした!ベソベソに泣いた。ずるいよ〜


終わった瞬間、隣の席のオタクギャルが「芹沢まじやっべ〜わ〜〜〜」と溢していたのも印象的でした。薄い本が厚くなりそうですね。
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