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すずめの戸締まりのGoachのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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希薄する身体、が現代人の感覚だと思っていて、本作でもその辺りを題材にした上で「生きて行こう」が大切にしたい価値だったのかな。

90年代後半に出ていた作品だと、
もののけ姫が ”生きろ”
富野由悠季のブレンパワードが ”頼まれなくたって、生きてやる”
など、生への執着を感じさせる作品があったように思う。

何がなんでも!のような強い意志はないものの、大げさな感じは出さずに「もっとあの人と生きたい・目の前の繋がりの尊さ」の良さを感じれた。自分個人は希薄だけれども、今隣にいるあの人達との人生を目掛けて「生きて行こう」と捉えられた。
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