中島晋作

すずめの戸締まりの中島晋作のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
2.0
日本各地の地方都市をまわりながら、うまい飯を食べ、優しい人の心に触れるという構成によって、映画は正しく観光/ご当地映画として機能している。犠牲者、被害者としての日本という物語を再生産してしまうことの危険性や、全体の保守性を指摘するのはたやすいが、この映画は語りの性急さや、言葉の過剰さといった点で議論されるべきだと思う。
中島晋作

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