すずめの戸締まりのはいのネタバレレビュー・内容・結末

テンポ感がよく、グッとくるシーンがいくつもあった。
言わずもがな映像も音楽もとても綺麗で映画館で観て良かったと思える作品。余韻に浸りたくて、ここのところずっとRADWIMPSの曲を聴いている、、、

声優さんもストーリーを邪魔する人がいなくて良かった。
特に草太の声を演じていた松村北斗さんの声が落ち着いた低音で心地良かった。要石になっていくシーンでの悲しく切ない演技もとても良かった。

鈴芽が死ぬことは怖くないのかと初めの方で草太に聞かれて怖くないと答えていたが、ストーリーが進むにつれて怖いという気持ちになっていったのが、すずめの中で草太の存在が大きくなっていったんだなと思える変化で良かった。

鈴芽が旅の途中で出会った人たちとの別れのシーンではみんなハグをしてくれて、最後も草太がハグをしてくれて、それぞれのシーンで温かい気持ちになれてそこも好きだった。

「君の名は。」での気持ち悪い女の子の描き方のようなものが無かったので、よりこの作品の方が好きだと感じた。