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すずめの戸締まりのbirdafarのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.0
ずっと自分に宛てた映画を撮ってきた新海誠監督が、はじめて本気で日本国民に向けて作った作品ということでいいのかな。素晴らしい作品だし、実際に多くの人の心に届いたのでしょう。

そうは言っても、運命の二人が物語を駆動することになるのは新海監督なので折り込みずみ。なのでダイジンの動機が今ひとつ不明とかは、言うだけ野暮というものです。

ただし、鈴芽が草太さんの名前を呼びすぎとか、その音楽の趣味はないわ(物語的には、2011年頃に聞こえてきた曲とかでもよかったはず)とかで楽しみきれないところもありました。
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