おくちん

すずめの戸締まりのおくちんのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.7
あまり大きな期待はせずに、観ました。途中で自分のお腹が痛くなり、時間との闘いとなりました!長い、この件、いる?体調の悪さからだんだん物語に入り込めませんでした。残念。でも、体調だけのせい?主人公の鈴芽は可愛かったので流していたが、こんなに大変な思いをして旅に出ないといけなかったのは、鈴芽の不用意な行動のせいではないか。こんな事態になるのは分からなかったし、過去の記憶もあるので、しょうが無いと頭の片隅に置きました。ダイジンの登場で、まどマギのキューベイみたいな奴かと期待したが、違いました。ミミズ退治的な繰り返しで、TVシリーズ化した方が良いのでは、と勝手に思いました。ラストは被災者の方の心を扱っていて、どんな風に受け止められるのだろう、辛く思う方があったらと気になりました。鈴芽が被災者だったことを知って、叔母もまた傷ついていて、支え合ってまた生きて欲しいと思いました。作品としてはエンタメによりすぎな感じで、作家性が足りなく思ったストーリーでした。また体調は大事だと、焦りまくった2時間でした!ミミズは重低音でお腹に響いて、早く退治してーと心で叫んでいたのでした(゚∀゚)
2023年9月、4kブルーレイで久々に鑑賞。良い映画でした!被災で母を亡くした鈴芽を通して、傷ついた心を励ましたくなるような物語。一人の少女を応援する、そんな気持ちで観たら、素直に受け入れられました。また良い体調で観ると、心に余裕が生まれます。誰かを好きになって、前を向いて生きてほしい。鈴芽も環さんも。新たな一日の始まりを感じさせてくれた、この作品に感謝します。