ほのすと

すずめの戸締まりのほのすとのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

新海誠作品初鑑賞です。

噂に聞く映像美とはコレかぁ~!ってかんじで、カメラワークとか背景とか水面とか空とか印象的に描きたいんだろな~ってシーンはほんとに綺麗でした。
みみずや戸締まりのシーンは気合い入ってましたね。演出好きでした。
ジブリのハウルや魔女宅を強めに意識してるのかなと思いました。

ただ、約二時間もの脚本……は結構間延びしていて、今のシーン必要?と感じることが多々ありました。描きたいシーンをとにかく繋ぎ合わせて詰め込みました!という印象です。
主人公すずめちゃんの、特に序盤の衝動的な行動の動機が一番理解できなくて、そこが困った点でした。
個人的には、戸締師?の歴史とかそうたが感じている使命についてと、
要石のネコ二匹について、深堀があればなと残念に思いました。
色々疑問はありましたが、脚本に勢いはあると思います。理屈じゃねぇ!ごり押せ!っていうのは映画一本でまとめるということに大事なことだとは思うので、まあ仕方ないかとしぶしぶ思いました。

文庫本があるようなので、一応読んでみるつもりです。
芹沢のキャラデザが好みだったので、良かったです。二万円、返して。
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